東京へ転勤したら車は必要?
田舎住まいから東京に転勤になった場合、今まで田舎は車がないと不便な生活を強いられていたので「車生活」があたり前でしたが、交通網が発達している東京に住んだ場合本当に車は必要なのか検証してみました。
東京で車を持つメリット
目的地まで直接行ける
車に乗っていて一番便利だと思う事は、目的地まで行ける事でしょう。東京23区内に住んでいても端の方や、または郊外に住んでいる場合は中心部より電車やバスの便が良くない場合があります。電車やバスですと、駅やバス停から目的地までは少なくとも歩かなくてはなりませんが車は目的地の駐車場まで行けて、尚且つ電車やバスの時間を気にせず目的地まで向かう事も出来ます。
緊急事態に対応できる
子供が熱を出した時や、急の帰省など今すぐ出掛けなくてはならない時などは車があると便利です。電車の大幅の遅延で帰れなかったりする場合もありますし、朝の時間帯などは、なかなかタクシーもつかまらないです。
東京で車を持つデメリット
駐車場代が高い
東京へ引っ越して車を持つ場合はまず駐車場を考えなくてはなりませんが、駐車場を家賃とは別に払わなくてはなりません。東京の駐車場の相場は場所によって様々ですが、中央区や港区などですと駐車場代5万円代と高額です。東京23区内ですと平均で3万円ほどだと言われている駐車場代ですが、車を持つという事は駐車場代だけではなく、燃料代に自動車保険料や自動車税、車検代など維持費が常にかかってしまいます。また、車にある程度乗っていればどこか故障も出てくるので、車のメンテナンス代も必要となってきます。マイカーローンがない場合で駐車場代が月3万円ほどと考えた場合でも月々5万円以上はかかると思って間違いありません。
公共交通機関が充実している
東京23区内であれば電車や都バスがほんの僅かな待ち時間で次々やって来ます。田舎のように1時間に電車やバスが1本という感覚で行くとビックリするくらいです。また、バスは郊外などでは地方自治体が運営するコニュニティーバスが運行しており、料金が安いのも魅力です。電車やバスも深夜まで運行しているものもありますので、車がなくても移動手段は確保でき不便を感じないレベルです。
東京で車を持ち続けるという選択
維持費の高さや公共交通機関の便利な点をあげましたが、それでも車を所有したい場合の対策を見てみましょう。
車の維持費を安くする方法
自動車保険料などの日々の維持費を少しでも安くする方法です。現在ガソリン車の普通車に乗っているなら、ハイブリッド車にかえるとガソリン代を節約する事になります。普通車から軽自動車に乗りかえる場合は自動車税を節約する事が出来ます。また、東京都では自動車税をクレジットカード決済でしてくれますので、納税証明書の発行の関係上車検までに10日以上の猶予があるならクレジットカードで支払ってポイントを貯める事で実質的にお得になります。
安い駐車場を見つける方法
月極駐車場の賃料は「地域」「設備」「利便性」の3ポイントで決定します。収容台数の多いところや、屋外の駐車場だと比較的安く借りれることもあります。事前に借りたい地域の相場を確認し、駐車場料金を比較しましょう。
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東京で車を持たないという選択
売却する
今ある車を手放すとお考えなら、少しでも高く手放したいと思いますよね。車を手放すタイミングとしては「車検」が大きなターニングポイントになると思います。車の価値は日が経つにつれ落ちていきますので、出来たら車検を通す前が最適です。また、買い取り業者は一社だけに絞らず一括査定サービスを使って複数の業者と比較して決めましょう。
カーシェアリングを利用してみよう
今週末は子供を連れて遠くまで出かけてみたいなど、東京でもどうしても車があった方がいいなと思う場合も出てくる時があります。
そんなときは「カーシェアリング」を利用してみましょう。入会すれば24時間、1台の車を皆でシェア出来て月額代分は実質タダで乗れるシステムです。例えばタイムズカープラスのカーシェアリングの場合、月額基本料金1030円分は課金15分206円ですから75分間は無料で乗れる計算です。さらに保険料やガソリン代も無料というのは大きなメリットです。予約はパソコンかスマホで簡単に出来ますし、車を使うシーンに合わせて車種も選べるので家族と使う時とビジネスで使う時と車種も使い分けできます。長時間利用するようでしたら、15分刻みではなく長時間のコースが用意されていてお安きなる場合もあります。万が一事故を起こしてしまった場合も利用料金に保障料も含まれていますので、至れり尽くせりでデメリットが見当たらないくらいです。東京に転勤が決まったら、賢く車生活を見直してみましょう。