引越しで必要な『車』の手続きとは?賢い駐車場選びもご紹介!

引越しで必要な『車』の手続きとは?賢い駐車場選びもご紹介!

引越しにまつわる手続きって、とても面倒ですよね。転出届や転入届、ライフラインやネット回線の解約・開始…等々。中でも『車』の手続きは、種類が複数あるので結構大変です。また車種や引越し先などにより微妙に違ったりして、やや分かりにくい面もあります。そこで今回、引越しで必要になる“車関連の手続き”について、分かりやすくまとめてみました。併せて、引越し先での“駐車場の選び方”についてもご紹介します。ご参考にしていただければ幸いです。

引越しで必要な『車』の手続きは4種類

車にまつわる手続きは、全部で4種類あります。具体的には、『①免許証の住所変更』『②車庫証明書の申請・受け取り』『③車検証の住所変更』『④自動車保険の住所変更』です。ざっくり、『免許・車庫・車検・保険』と覚えましょう。また基本的に①~④の手続きは、この順番通りに行ってください。なぜなら、③の手続きで②の書類が、④の手続きで③の書類が必要になるからです。
㊟軽自動車の場合に限り、②と③が逆になります。

①免許証の住所変更

まず初めに、免許証の住所を変更しましょう。もっとも免許証の住所を変更しなくても、運転自体は可能です。しかし住所変更しなければ、免許更新の案内が引越し先の住所に届きません。更新が遅れ、免許を失効してしまう原因になりやすいので、できるだけ早く変更するようにしましょう。手続きの場所や持参物などは、次の通りです。

手続き場所 警察署、運転免許試験場、運転免許更新センター
持っていく物 免許証、住民票(又は健康保険証又は新住所を確認できる郵便物等)、印鑑(認印)、申請用写真(※都道府県をまたぐ引越しで必要となる場合がある。写真のサイズは縦3.0cm・横2.4cm)
費用 無料
休日対応等 警察署の場合は、基本的に平日の8:30~17:00。運転免許センターなら日曜に手続きできる場合が多いが、自治体によって休日対応はまちまち。よって各自で事前の確認が必要。
※運転免許試験場(又は運転免許更新センター)http://www.menkyo.car-u.co.jp/zenkoku.html
期限 特になし

②車庫証明書の申請・受け取り

免許証の住所変更が終わったら、警察署で車庫証明の申請書類一式を受け取り記入します。その書類一式と印鑑(認印)を用意し申請します。この時、申請手数料が必要となります。支払い時に『納入通知書兼領収書』が渡されますので、大切に保管してください。申請後数日ほどしたら、車庫証明書を受け取りに、再び警察署に赴きます。なお、引越し先の住所から車庫までの距離は、2㎞以内でなければいけません。2㎞を超えると申請が却下されますので、注意してください。

手続き場所 警察署
持っていく物 免許証、住民票(又は健康保険証又は新住所を確認できる郵便物等)、印鑑(認印)、申請用写真(※都道府県をまたぐ引越しで必要となる場合がある。写真のサイズは縦3.0cm・横2.4cm)
費用 申請手数料2,000円程度
交渉交付手数料500円程度
※自治体により異なる
休日対応等 納入通知書兼領収書、住民票(又は印鑑証明書)、印鑑(認印)http://www.menkyo.car-u.co.jp/zenkoku.html
期限 特になし

③車検証の住所変更

車検証の住所変更は、普通自動車と軽自動車で手続き場所が異なるので注意が必要です。なお引越しにより管轄の陸運局が変わる場合は、陸運局に車を持ち込んで、ナンバープレートを取り換えなければなりません。その際は、おおむね1,500円〜5,200円までの間でナンバープレート代(2枚セット)がかかります。

手続き場所 陸運局(軽自動車の場合は軽自動車検査協会)
持っていく物 車検証、車庫証明書、住民票、印鑑(認印)、委任状(※代理人が申請する場合)
費用 350円(検査登録印紙代)及び約2,600円(車庫証明証紙代)
休日対応等 平日のみ(8:45~17:00/受付は16:00まで)。土日祝日は休み。
期限 住所変更後15日以内

④自動車保険の住所変更

自動車保険には『自賠責保険』と『任意保険』の2種類がありますが、それぞれ、手続きや手続きの必要性が異なります。まず『自賠責保険』の場合ですが、住所変更は必ずしも必要ではありません。(保険契約の紐づけになっているのが、住所ではなく車台番号のため)ただ、住所変更しなければ保険更新の案内が新住所に届かないので、やはり住所変更は行うべきなのです。

手続き場所 保険会社の営業所(窓口)(※郵送でも可能)
持っていく物 自賠責保険証明書、車検証、印鑑
費用 無料
休日対応等 おおむね平日の9:00〜17:00

『任意保険』は、自賠責保険と違い必ず住所変更をする必要があります。住所変更が通知義務の一つになっています。また手続きの方法ですが、任意保険の場合、かなり対応がまちまちです。自賠責保険のような窓口対応もあれば、インターネット経由で変更できる場合もありますし、電話一本で済むケースもあります。引越しの際は、各自の保険会社に問い合わせてみてください。

新しい駐車場を探すときのポイント

引越し先の住居に『車庫』が無い場合やスペースが足りない場合は、車を『月極駐車場』に駐めることが多いです。

自分の足を使って下調べをする

実際に自宅を出て歩いてみて、自分の目で雰囲気を確かめるということが大切です。今はインターネットで近隣の月極駐車場について調べることが可能ですが、実際に見てみないと分からないことは意外と多いです。例えば意外と車道がせまかったり、街灯が少なかったり、坂道が多かったり。特に車を使う機会が多い方にとっては、こういった要素はとてもストレスになります。月極駐車場までの道順は、入念に下調べしておくことをお勧めします。

駐車しやすい場所を選びましょう

実際に駐車場を見てみて、スペースに余裕があるかどうか確認してみましょう。また駐車場に出入りする際は、視界をさえぎる障害物等がないかどうかもチェックしてください。また、車のサイズ制限がある月極駐車場もありますので事前に確認することをお勧めします。

近隣相場を比較する

駐車場代は毎月かかる経費になるので、なるべく安く抑えておきたいものです。ネットでは色々な月極駐車場のサイトがあります。探している地域の相場料金を事前に把握してから月極駐車場を探しましょう。

おすすめサイト
PMCマンスリーパーキング
駐マップ
at PARKING
駐車場ネット

関連記事
月極駐車場を安く借りたいあなたへ!安い月極駐車場の探し方