注目の駐車場シェアサービスの気になる内容・ニュースを紹介

注目の駐車場シェアサービスの気になる内容・ニュースを紹介

最近流行りのシェアリングサービスの中でも、空いたスペースを有効活用する「駐車場シェアリングサービス」もたくさん普及してきました。
そこで、駐車場シェアリングサービスの内容や仕組み、駐車場シェアに関するニュースをご紹介します。

駐車場シェアとは

駐車場シェアリングサービスとは、個人や企業が保有している駐車スペースを手軽に利用しようという考えから、車を駐車したいドライバーと空いている駐車スペースを活用したい駐車場オーナーを繋ぐサービスのこと。
利用方法は簡単で、ドライバーはアプリ上で予約から料金の支払いまですべて行なった上で、あとは現地で駐車するだけで済むサービスです。

また駐車場オーナーは空いているスペースをサービスのサイトに登録するだけで管理費などは掛からないシステムとなります。

シェアリングサービスという名前の通り、例えばドライブをしていたり、コンサートなどで郊外に出かけた際に駐車場がなかなか見つからなかったりすることもよく発生します。
そこで、「お金を払うから空きスペースに停めさせてほしい」というニーズに対してのサービスが駐車場シェアリングサービスの大きな魅力でしょう。

利用者が駐車場シェアを選ぶポイント

利用者が駐車場シェアを選ぶポイントは以下の通りとなります。

・駐車場の数、利用者が多いところ
・予約する際にアプリが使いやすいこと
・サポートがしっかりしている

まずは、利用者からすれば最も重視するポイントは、駐車場が多いことがあげられます。
また、実際に駐車場を予約するとわかりますが、停める場所がわからないという場合があります。その際に、アプリで停める場所や停め方がしっかりと説明が入っていることが望ましいでしょう。
さらに、もしもの時のサポート体制が整っていることは重要で、警備面も24時間体制かどうかなども重視されるポイントといえます。

事業モデルを解説

駐車場シェアリングのサービスは、「akippa」や「軒先パーキング」が代表で存在していました。
「akippa」は2014年4月に開始され、駐車場シェアリングサービスで最も多く、現在約9000箇所の拠点が登録されています。
1日単位の予約が可能なサービスとしてスタートしましたが、2016年には15分単位での利用も可能となり、24時間365日運営のコールセンターもあり、万が一のトラブル時には代替の駐車場を手配してくれるなどのサービスもおこなっています。

また、「軒先パーキング」は2012年からいち早く駐車場シェアリングサービスを開始し、現在は貸しスペース予約サービスも展開しており、不動産活用の最適化をおこなっています。
主に観光地やイベント施設の周辺に多く、東京都内や観光地・ドーム・スタジアムなどのイベント施設の周辺が人気があります。

参考URL:ドライバーは要チェック!駐車場シェアリングサービス7選
http://shopping-tribe.com/matome/35664/

駐車場シェアの内容、仕組みを紹介

駐車場シェアリングサービスとして利用できるスペースは個人が所有する駐車スペースや企業が保有地内に持っているものなどさまざまです。

例えば都心から電車で1時間ほどかかる地域でも幹線道路に点在する郊外の量販店のなかには利用されていない駐車場スペースがよく見られます。
このような場所を提供すれば、多少でも利益を確保することができるでしょう。

次に、駐車場シェアサービスの仕組みをご紹介します。

予約ができる

シェアリングサービスの主な特徴として、自分が利用したい日程、時間を予約するため必ず利用できるという点でしょう。
今までの駐車場は、場所の情報を手に入れても現地で満車になっている場合もあり、利用したくてもできないということも発生していました。

もちろん駐車場として利用できないのであれば、その人にとって駐車場としての情報の価値はゼロということになります。
これを解消するためにスマートフォンなどの携帯情報端末を利用し、事前に予約ができるようになっています。

低コストで維持管理できる

既存のコインパーキングでも料金精算機、ゲート、フラップなどの設備投資が必要でそれなりにまとまった初期投資も必要になるでしょう。

一方駐車場予約型のシェアリングサービスは個人や企業が保有している駐車スペースを委託されて運営する形態が一般的で、設備を準備しなくてもすぐにでも利用できます。
そのため、維持管理費が少なくて済むということが大きなメリット言えるでしょう。

既存のコインパーキングより安い料金設定ができる

コインパーキングを新たに開設するためには設備に約300万円ほどの初期投資がかかりますが、スマートフォン経由でのクレジットカード決済とすることで精算機も必要無くなります。

しかもアプリでの検索対象になることで費用をかけずに宣伝までおこなうことができるため、駐車用オーナーは駐車料金を安く設定することができます。

不正駐車を防ぐ仕組み

駐車場シェアリングサービスは不正駐車の対策もおこなわなければいけないため、さまざまな方法があり、最近は「ユーザーが監視役になる」という方法があります。
これは、アプリに「不正駐車報告ボタン」をつけ、不正駐車を見つけた際は割引ポイントが手に入る仕組みとなっています。
シェアリングサービスの利用ユーザーは深夜早朝含め駐車場にやってくる時間はさまざまなため、定期巡回するよりも効果的と言えるでしょう。

参考URL:自宅駐車場も貸し出せる!パーキングビジネス驚きの進化
https://diamond.jp/articles/-/101950?page=4

月極のパターン

駐車場のシェアリングサービスは空いていれば月単位で借りられるところもたくさんあります。
しかも同じくアプリ内で予約ができ、期間も好きに決められるでしょう。

駐車場シェアのデメリット

駐車場シェアリングサービスのデメリットも少なからず存在します。
まず、ドライバー側からのデメリットは駐車スペースが希望の場所にあるかわからないということ。
これは空いているスペースを有効活用する目的で作られてサービスのため、駐車場が希望の所になかったり、停める場所がわかりづらい場所にある場合もあります。
駐車場オーナーのデメリットは貸出決定後にキャンセルする場合はキャンセル料を払う必要があります。

シェアリングサービスは非常にシンプルなサービスのため、大きなデメリットはほとんどありません。

駐車場シェアのニュースを紹介

駐車場シェアリングサービス市場はどんどん大きくなり、これまでサービスをおこなってきた企業に加え、大手も参入することで、より使い安いサービスになることでしょう。

そこで、駐車場シェアのサービスのニュースをご紹介します。

ソフトバンク

ソフトバンクは、10月下旬より「BLUU(ブルー)Smart Parking」という駐車場シェアリングサービスを開始します。
「BLUU Smart Parking」は駐車場の予約から決済までをアプリ上で完結できるサービスで、地図を見ながら事前に予約ができるため、「空いている駐車場が見つからない」「周辺のコインパーキングが全て満車」といった不便が解消できるサービスを目指しています。

さらにソフトバンクはグループ傘下の自転車シェアリングサービス「HELLO CYCLING」とも連携し、駐車場の隣にシェアサイクルの駐輪場を用意することで、さらに利便性を上げ、駐車場の価値の向上を図ります。

参考URL:ソフトバンクが「駐車場シェア」個人もスペースを貸出可
https://japanese.engadget.com/2018/07/13/10/

トヨタ自動車とakippa

予約駐車場サービスakippaはトヨタ自動車と業務提携し、ナビゲーションサービス「TCスマホナビ」に予約駐車場サービスが組み込まれ、利用ユーザーはナビゲーションサービスを経由してakippaの駐車場予約を使うことができるようになりました。

また今後トヨタの関連ディーラー等が所有するスペースを使った駐車や点検などのサービスの提供も予定されており、現在は東京や大阪などの首都圏を中心に開始され、今後順次全国展開されていくことになるでしょう。

参考URL:予約駐車場サービス「akippa」がトヨタと業務提携、ナビから空き駐車場を利用可能にーー未来創生ファンドから数億円の出資も
http://thebridge.jp/2016/12/akippa-got-partnership-with-toyota

DeNAとガリバー

個人間カーシェアサービス「Anyca」を提供しているDeNAは中古車買取・販売の「ガリバー」と提携し、ガリバーの店舗などで車を売買するユーザーにカーシェア、駐車場シェアの利用を提案し、「所有」だけではなく、「シェアリング」を促すことで維持費などの軽減で車購入の活性化を狙います。

参考URL:DeNAとガリバー、カーシェアで提携 相乗効果で「クルマ購入」活性化
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1711/10/news067.html

三井不動産リアルティ

コインパーキング「三井のリパーク」を運営する三井不動産リアルティは駐車場の予約・シェアリングサービス「toppi!」を開始しています。

「toppi!」は空いている駐車スペースの貸し出しを仲介するサービスで自宅前の空き地や店舗などの空き駐車場、バイク置き場となるスペースなどが対象となります。

参考URL:駐車場のシェアリングサービスに参入 IoTも活用、三井不動産リアルティが描く次世代駐車場ビジネス
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1610/19/news080.html

タイムズ

時間貸駐車場「タイムズ」などを展開するパーク24は空いている土地スペースを有効活用したいオーナーと駐車場を借りたいドライバーをマッチングするサービス「B-Times(ビィ・タイムズ)」を開始しました。

大手の貸駐車場サービスということだけあり、「タイムズ」の月極駐車場が多く登録されており、かなり安く貸し出されていることも。

参考URL:タイムズが駐車場シェアサービスに参入 ー 駐車場マッチングサービス「B-Times」を開始
http://shopping-tribe.com/news/32715/

akippaとリクルート

akippaはリクルート住まいカンパニーと提携し、リクルート住まいカンパニーが運営する「SUUMO月極駐車場」に掲載されているシェアリングサービス対応の約350箇所の駐車場情報が「akippa」に掲載されることになりました。

参考URL:akippaが競合リクルートと提携、「SUUMO月極駐車場」 情報を相互掲載へ
https://techwave.jp/archives/akippa-collaborates-with-competing-recruit.html

軒先パーキングとイクリプス

駐車場シェアリングサービス「軒先パーキング」はデンソーテンの「イクリプス」のカーナビゲーションシステムと提携し、カーナビの施設情報配信サービスに住宅駐車場や月極駐車場などの情報を追加しました。

そのため、カーナビの地図上で軒先パーキング提携駐車場が表示できるほか、詳細のQRコードをスマートフォンで読み込むと空車状況の確認や予約も可能になります。さらに予約した駐車場に迷わず到着できることもできるでしょう。

参考URL:軒先パーキングとイクリプスが連携、カーナビに提携駐車場を表示
https://response.jp/article/2018/06/22/311146.html

紹介したように駐車場シェアリングサービスは空いている土地を有効活用でき、さらに使用者や貸主が使いやすいサービスもたくさん出てくるため、今後もどんどん伸びてくる事業でしょう。